Nao Tamura

子供の頃から物を創ることが好きだった。クリスマスが近づくとコソコソと家族一人づつに違ったプレゼントをつくった。それをきれいに包んだ。気に入ってくれるか少しドキドキしながら、当日みんなが開けてくれた時に見せる喜んだ顔がうれしかった。褒めてくれる言葉が子供ながらにすごく嬉しかった。訳の分からないヘンテコな物でも喜んでくれた家族というのは優しいものです、、

そんな喜んでくれた感覚が今の仕事に繋がっていると思う。

創っている相手の事を考え
一番喜んでくれる事を考える。
その人に一番良いものを考える。
そんな事が出来ている時はとても幸せな気持ちになる。
創った物を見て相手が喜んでくれる。
それを見て私はもっと嬉しくてワクワクする。
その人に合った物、その状況に合った物は世界に1つしかない。

大人になると子供の時のようになかなか単純に思いを伝えられない事がある。
伝え方が分からない時もある。
伝える力がない時もある。
伝える必要のない時もあるのかもしれない。

だけど、どんな状況でも諦めずに向き合うこと、
そして、楽しむこと。

沢山の物を見て、探検して、沢山の人に会って、
迷ったり、立ち止まったり、歩いたり、走ってみたりする。
きっとそんな生きた経験は物づくりに大きく影響してくると思う。

これからも自分らしくがんばろうと思います。