9/11

6年前の今日いつものようにギリギリに起き事務所に行く準備をしていた。歯を磨きながら見たテレビの中でモクモクと煙にまかれたワールドトレードセンター(WTC)が映っていた。その時はまだテロなのか事故なのかニュースも良く分からずにとにかく遅刻遅刻と家を飛び出した。家から事務所までは7Aveを1本真っすぐWTCに向かって下りた所にあった。その道のど真ん中にWTCは立っていた(写真の丁度真ん中)。近くの病院の前はこの道一面に沢山のタンカーが並び、タイヤ付きのイスには白いシーツが被せられ待機していた。異様な感じだった。何が何だか分からないけどとにかく遅刻遅刻と事務所に向かって急いだ。事務所に着いたら皆テレビに釘付けになっていた。その時やっと事態を把握した。皆で屋上に見に行った(のんき。。)そんなに遠くないWTCからは人影も見えまるでゴジラの映画を見ているようだった。10分もしないうちに全員ビルから出なさいという指示、その5分後ぐらいに大きな地響きと共にビルが1つ、数分後にもう1つ崩れた。大きな煙と叫び声とパニックになった人が騒いでどうしたら良いのか分からなかった。あっという間だった。あっという間に沢山の命が消えた。知り合いも、同僚の家族も、あっという間にいなくなった。今でも目の前でおこったあの悪夢を鮮明に覚えているよ。あの日を経験した人は2001年の今日の事を一生忘れないだろうな。凄く天気の良い1日だった。